車の119番!!
江別は冬になると別世界と思えるぐらい寒いです。
まず、朝一にもの凄いシャコタンな軽自動車を発見致しました。
この車高でここまで乗ってきたこの持ち主は素晴らしい!
寒い中鼻水をススリながら下見を念入りにして、イザ会場に!
会場は2階建なのですが途中の階段で面白い物を発見。
これ毎週違うのですが、一体誰が何時間掛けたのか気になります。
無事に目的の車の落札出来たので会社に戻り、これから冬が来るのと安全に冬を迎える為に新人の一平21歳におまじないの方法を伝授しました。
これを順番に工場の周りに撒いて土地の神様に安全祈願を。
一升瓶を片手に歩いていると、お!この時間から飲むんですか?と従業員のM君。
神様に祭る物を先にのんだらバチ当りだし、大体お酒飲めない事忘れたのか?
と思いながらセッセと儀式を行いました。
その後、ワインレッドに全塗装する180SXを仕上げに塗装工場に移動し引きこもりに。
新品のエアロのゲルコートは塗料を弾くので800番のペーパーで念入りに足付けをしてから2液ウレタンサフェーサーをたっぷり塗って下地準備を行います。
完全に乾いたら今度はサフェーサーを先程と同じ様に800番のペーパーで念入りに磨いでいきます。
このサフェーサーは女性のファンデーションと同じでこの下地が完璧でないと全て台無しになるので重要な作業です。
ペーパーの足付け作業化完了したらいよいよ塗装です。
一度にたくさん塗るのではなく、徐々に塗っていきます。
個人的に好きな温度は20度前後なのでジェットヒーターで温度を上げて、エアー圧の調整に入ります。
僕は4キロ圧で塗る方か粒子が細かく綺麗に仕上がるのでエア調整も毎回きちんと合わせます。
今日は標準シンナーに下塗りには速乾硬化剤で仕上げは置換シンナーに標準硬化剤で仕上げていきます。
端が一番塗料が乗りずらいので最初に端から徐々に塗ってそれから一番塗りやすい所を最後に塗っていきます。
最終的な艶は仕上げのクリアーでやるのでパールのムラが出ない様に均等に塗っていきます。
平らで一番大きいボンネットが一番厄介ですがこれも焦らず少しづづ均等に塗っていきます。
無事に作業が終了したので8年間付き合いのある相棒を分解して綺麗にブラシで洗浄致します。
これが大切なんですよ。
8年前に板金屋のFさんに余ってる新品やるから腕磨け!と言われてから毎回必ずキレイに洗浄しているのでご覧の通りにピカピカです!!!
1.3口径で0.3mmフレーク等オールマイティーに使えるのでこれからも大切に使っていきます。
あ、気がついたらまた日付が変わって午前2時・・・・・
一平君は事務所で爆睡してしましました・・・・