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ニッサン エクストレイル スクラッチシールド (クリヤー塗装)

先月新車のエクストレイルを思いつきで購入されたオタモイのS様から新車の下廻りの防錆ワックスを依頼さ

れて引き取りに行ってきました。

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納車前の新車なので搬送車で御迎えです。

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これ最新のディーゼルなんですよ!!

しかも音が普通のガソリン車と同じぐらいで車内ではディーゼルだと気付かない程静かです。

ビッガビガの新車を搬送車に積んで札幌まで戻ります。

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無事に完了して納車から数日後・・・・・・

買い物先の駐車場で擦られて相手が居ないから実費で修理しなくてはならないと悲しそうに連絡がありました。

今の最新の車はとんでもない塗装が標準でされています・・・・

その塗装の名前は日産 スクラッチシールド (クリヤー塗装)と言う物です。

簡単に説明するとクリアーが完全硬化しないで時間が経過すると洗車傷が消えて常にキレイな状態を保てると・・・・

S様は購入先の日産に依頼すると新車同様にする事は無理だと断られてしまったとの事です・・・

売るだけ売って直せないのでは話にならないと当社に頼んでくれました。

どのぐらい厄介な塗装かと言うと説明文の貼り付けですが興味のある方は読んでみて下さい。



■スクラッチガードコートとは
 スクラッチガードコートとは、新開発の軟質樹脂を配合したクリヤ塗装のことです。 クリヤに柔軟性を持たせることで、一般のクリヤ塗装に比べてキズがつきにくくなり、さらに軽度のキズなら時間の経過とともに復元するという特性を持っています。

■採用車種一覧
当初、日産ではスクラッチガードコートという名称で発売されていましたが、以後スクラッチ・シールドという名称に変更され、新車種に採用されています。2009年1月現在の採用車種とカラートリムは以下のとおりです。

 効果は、使用状況にもよりますが約3年程経過すると徐々に低下します。メンテナンスについては、一般クリヤの濃色車と同じで、注意点としてはコンパウンド(研磨剤)の入っていないワックスを使用するということくらいです。
しかしながら、まったくキズが付かない塗装ではありませんので、それなりの配慮が必要です。

一言で言うと耐スリ傷クリヤの進化版といったイメージです。
 軽度のキズとは、洗車の拭取り作業時に付くようなキズであり、回復するとは簡単にいうと“極小さな凹み(キズ)が戻る”ということで、軽微であっても“塗膜が削られた・切れた”というキズは復元しません。

■スクラッチガードコートの識別
スクラッチガードコート塗装車には、日産自動車で以前から採用されているスーパーファインハードコート(SFHC)のような“識別ステッカー”はありません。コーションプレートに記載の社内記号(MODELMODELO)18桁目“C”の有無で識別できます。

■スクラッチガードコートの補修塗装
スクラッチガードコートの補修対応には、専用クリヤ“ASAPクリヤ”(AntiScratch Advanced Paint)を使用します。

■ASAPクリヤ作業上の注意点

ブロック塗装を基本
補修用耐スリ傷クリヤの発売当初は、クリヤのボカシがかなり難しいということがありましたが、このクリヤはそれほど難しくありません。しかし基本はブロックです。
ボカシ塗装時は専用ボカシ剤使用を厳守
ボカシ剤に硬化促進剤が入っています。使用しないとボカシ際の硬化不良の原因になる可能性があります。
調合済みクリヤの可使時間(ポットライフ)が短い
一般クリヤと比較して、可使時間が短いので、カラーポットライフ時間表ベース塗装後に調合した方が良いでしょう。
乾燥時間
一般クリヤと同等、塗膜性能確保のために、乾燥条件はしっかり管理する必要がありますが、乾燥時間が長いということはありません。
気温
可使時間

20℃
2.0時間

30℃
1.2時間

40℃
0.8時間


手順
条件
温度と時間
設備(工程)

1
セッティング
常温×10分
塗装ブース内(カラーベース塗装後)

2
予備乾燥
40℃×10分
塗装ブース内

3
本乾燥
60℃×20分
塗装ブース内またはパネルヒーター

4
ボカシ際強制乾燥
80℃×60分
パネルヒーター

*乾燥温度はパネル表面温度です。非接触温度計等での管理が理想的です。
指触乾燥時間は耐スリ傷クリヤと同等
本乾燥時間は通常クリヤと同等ですが、指触乾燥時間は、耐スリ傷クリヤと同等程度の時間です。したがって、ゴミの付着を低減するためにも、しっかりとした塗装ブースを使用する必要があります。

中研ぎは不要
実際に塗装してみて、耐スリ傷クリヤで行うような、中研ぎを行わなくても、塗り肌を平滑に仕上げやすいクリヤです。

磨きは大変
実際に磨きを行いましたが、やはり「キズが付きにくいクリヤ=磨きにくいクリヤ」ということがいえます。特にゴミがたくさん付いた、または肌を荒らしてしまった等の理由で#2000ペーパで研磨した場合、磨き時間は一般クリヤの約3倍程度の時間がかかってします。
ですから極力ゴミを付けないよう細心の注意を払い、塗装ブースで作業する必要があります。できる限り塗り肌を合わせ、磨きはゴミ・ブツを取り全体は軽く磨く程度にしないと、作業時間がかかります。
また、ゴミ取りも#3000相当のペーパを使用することをお勧めします。#2000を使用しても、何らかの原因で深いペーパ目が入った場合には、そのペーパ目消しにかなりの労力を要します。
製品名
調合比率クリヤ:硬化剤:シンナー

ASAPクリヤ
100:50:0~7


■樹脂部品
スクラッチガードコート塗装車の樹脂補給部品(バンパミラー、ドアミラー、フェンダーミラー)はカラードで「スクラッチガードコートが施工された」部品が供給されます。

■まとめ
今回、「スクラッチガードコートの補修」を実際に行って、やはり「キズの付きにくいクリヤ=磨きにくいクリヤ」 ということを再認識させられました。こういった特殊性能を持ったクリヤを補修する際は、マニュアルを熟読して特性をしっかり把握してから、作業をする必要があるでしょう。

 また、このようなキズの付きにくいクリヤは、今後さらに採用が拡大されてくることも予想されます。したがって作業者には、「肌を塗りで合わせる技術、いかにゴミを付けないか」といった工夫が求められます。
 さらには、「塗り肌調整しやすい塗料・スプレーガン」、「研磨力があっても深いペーパ目の入らない研磨ペーパー」、「切削力があってもバフ目が残らないコンパウンド・バフ・ポリッシャー」などの開発が望まれます。こういったことが実現すると、作業時間の短縮・仕上げ品質の向上につながり、補修塗装業界全体のレベルアップにつながっていくのではないでしょうか。(*自研センターニュースより一部引用 )

 塗料は日産の部品流通で市場に供給されていますが、製造は国内の塗料メーカーに依頼して開発された塗料であると推測しております。


なんとも厄介な塗料です。

しかも値段がクリアー500gと硬化剤250gと必要な物のセットで約¥70000円です・・・

高過ぎる・・・・・

分かりやすく言うとバンパー1本塗装する材料費で¥70000円です。

その他工賃や細かい部品を入れると約¥10万円コースに・・・・・

ありえない・・・・

今回は車両保険で修理費用を賄いましたがこれ実費なら鼻血でますよ。

キレイに仕上げる為にクォーターガラスを外して塗装しました。

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新車だけに手が震えます・・・・

ボカシ塗装をするとその部分が白く曇ってしまうので今回はこんな感じで塗って仕上げました。

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これらなボカシ無しで塗れます。
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リアバンパーは塗るより部品代が¥4万円弱なので塗装では高くなるので今回は塗装済み新品バンパーで

交換です。
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この塗装正直体に悪いぐらい神経使いました(*_*)

無事に完了してついでに純正HIDでは暗くて嫌なのでバルブ交換もと頼んで頂けました。

信頼性を優先して今回はこのバルブに交換です!

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やはり純正とは違い素敵な青白い光がカッコイイです!
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運転席側がベロフで助手席側が純正です。

バルブ交換も終えたので納車に向かいます。

納車は自走で走りながらトルクを味わってきて下さいとのお言葉に甘えて運転してみたかったので多少ドキド

キしながら、馬力こそ173ps(127kw)/3750rpmですがトルクは通常ガソリン車では味わえない

36.7kg・m(360N・m)/2000rpmと物凄いトルクを体感出来ました。

ランクル系の4200ccディーゼルターボより速い!

ディーゼルは通常高回転が弱いのに6速ATで高回転の伸びも半端じゃなく良い!!!!

パワーウェイトレシオ も10kg/psn!

エンジン回転が 2000rpmで36.7kg・mのトルクなのでエンジン回転を上げなくてもスイスイ走ります。

インパネもカッコイイですね。

走行中に頑張って写したのでちょっとぶれていますが・・

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80キロで走行してエンジン回転数が1600rpmなのでアイドリングで走っている様な状態です。

リッター14キロは走るそうです。

作業完了して納車に行くと大好きなから揚げを御土産で10個も頂きました(^-^)

ちょうど暗くなって試運転をして頂きバルブの色合いも確認して頂きました。

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やはり純正とは比べ物にならないと大変喜んで頂けました。

良くインターネットで売っている純正交換HIDバルブはメーカー品と違い色だけ変えて実際は暗くなっている

物がほとんどなのでベロフ程効果は得られないのでみなさんも値段に釣られて失敗しない様に!

当店では国産品以外のオススメは致しませんが後悔しないのであれば取り付けも致します。

国産メーカーの回し者ではありませんが国産メーカーのHIDは高いだけではなく耐久性や品質と信用性が高

いので値段も高い理由なのです。
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by kurumano119ban | 2011-02-23 22:49 | 板金・塗装
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